「人生は他人と比べるものではない」負債3億円から 年商23億円にした敏腕女社長が教える倹約術

 毎回ケーザイ学の先生が、さまざまなお金に関する本音トークを展開。女性のお金に関する素朴な疑問を解消する『お金のなる気分~欲張り女子のケーザイ学~』。(BSジャパンにて毎週木曜夜11時30分~放送中)


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常連客である明治学院大学経済学部教授・佐々木百合さんを先生に、今回教えてもらったのは『ムチャ振り成功のコツ』と『ソーシャル融資』について。


 春になると増えるのが新社会人に関するニュース。簡単に会社を辞めてしまう新社会人も増えているというだけに、先輩会社員としても悩みのタネだろう。そんな人たちにも参考になるのが『ムチャ振り成功のコツ』。


《ムチャ振りの技術 「明るく、楽しく、前向きに」ムチャ振り成功のコツ》(NIKKEI STYLE 2017年2月26日掲載)という記事によると、「仕事が終わったあとの特典を具体的に話す」、

「あなたにしか頼めないなど、敬意を払う」の2点を心がけることで、ムチャ振りされる側の嬉しく感じるという。


 佐々木教授によると《ピグマリオン効果》というもので、人は期待された通りに成果を出す傾向があるそうだ。これは仕事だけでなく恋愛にも効果があり、この手法を用いることで相手が頑張り、どんどん魅力的になっていくそうだ。


そして佐々木教授は、最近日本でも活発になってきたソーシャル融資についてのアドバイスも。


《ソーシャル融資が活発 高利回りもリスクに注意》(NIKKEI STYLE 2016年11月6日掲載)という記事によれば、投資利回りは年5%以上のものが多く、運用難の環境のもとでは魅力的に映る。一方で、個人投資家が各種リスクを見極めるのは難しく、実際に投資する際には十分に注意が必要とも書いてある。


 国内の市場規模が533億円(2016年)というソーシャル融資。高利回りができる理由として、事務所費用や宣伝費、人件費が抑えられるため低コストで運営ができる。また、ベンチャー企業など銀行の融資基準に満たない会社に、高い金利で融資しているからだと説明。


 事業内容や利回りが確認できるサイトもあるが、融資する事業選びのポイントを佐々木教授が伝授! まず、担保がついているもの。そして市況を見ながら、自分が知っている分野に投資することがお薦めだという。


 これだけ聞くと、とても簡単に儲けられると勘違いしてしまう人もいるかもしれないが、もちろんデメリットも。普通の投資と同じく儲けた金額に20%の税金がかかる。もちろん、元本割れする可能性もある。そして、運用期間中は途中解約できないとか。


 リスク対策としては分散投資をすること、そして運用会社の安全性を確認するべきと佐々木教授。そして、「大事なのは余裕資金で高い利回りをリスク承知で、賭けてみたいと思うろころに使ってほしい」とも語った。


 以上の点を踏まえ、投資を考えている人はソーシャル融資も選択肢の1つとして考えてみるのもいいのでは?


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 そして、お客様としてビジネス作家・エッセイストの臼井由妃が来店。伝説の投資バラエティーで銀座の女社長と名を馳せた臼井さん。33歳の時に専業主婦から健康器具メーカーの経営者に。負債3億円を抱えていた会社を年商23億円にした敏腕社長だ。数々の苦難を乗り越えて、編み出した《臼井流生き方》とはーー?


 自分で作った負債ではなかったため、自己破産は許せなかったという臼井さん。そこで、年収を150万円しかないものだと思い節約生活をスタート。余った分はすべて返済にまわしたという。


 ちなみに150万円という金額は、平均的な年金受給額。そのため、この金額でも基本的な生活はできると思ったそうだ。


 公開した臼井家の家計簿は住宅ローン3万円、ガス1890円、電気2530円、水道0円、食費1万4800円などで月に使うのは11万2270円! ここまで安く抑えられている理由は、静岡県・熱海の温泉付きマンションに住んでいるため。


「山の中腹に住んでいるため、エアコンを使わない。夜は早く寝て、昼に仕事をしているから電気もあまり使わない」と臼井さん。また冬など寒い時は温泉に入ることで身体を温め、エアコンを極力使わないようにしているんだとか。


 また別荘地帯で知られる熱海にはお金持ちネットワークがあり、服などは安く譲り受けられるメリットも。この日着てきたサガミンクの毛皮のコートは、数百万円から1000万円を超えるものもある超高級品。しかし、近くに住む高齢女性が重くて着なくなったため、たった2000円で譲り受けたというから驚き!


さらに自宅近くで山菜を取ったり、魚を釣ったりするなど節約生活を楽しんでいると笑顔で語る臼井さん。


「倹約は知的なゲームだと思っている。倹約は《賢約》だと思っている」


 結婚した当初はブランド品に囲まれる生活をしていたというが、物の多さと幸福感は比例しないと振り返る。


「当時は買ったことで満足し、工夫することは考えていなかった。倹約が物のないことの幸せをプレゼントしてくれた。当時は幸せそうな顔をしていなかった。お金はあったほうがいいが、身の丈に合わないものを持っていても、あぶく銭のように使うだけだと思う」


 と、自身の経験をもとにお金との向き合いかたを教えてくれた。


「若い時は他人と比べて足りないものや幸せとかを比べていたけど、人生は他人と比べるものではない。足りないものを探すのではなく、あるものを探すように変わった。そうすると満たされていることに満足して、幸せになれる」


 そんな臼井さんの言葉に、高橋真麻は「私はまだ30代だから、他人と比べてしまう」と反省している様子だった。


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『お金のなる気分~欲張り女子のケーザイ学~』
放送時間:毎週木曜 夜11時30分~深夜0時00分
出演:高橋真麻ほか
番組HP:http://www.bs-j.co.jp/official/okanekibun/