月590円の痴漢冤罪保険、最高10億円のUFO拉致保険など多種多様なミニ保険

 毎回ケーザイ学の先生が、さまざまなお金に関する本音トークを展開。女性のお金に関する素朴な疑問を解消する『お金のなる気分~欲張り女子のケーザイ学~』(BSジャパンにて毎週木曜夜11時30分~放送中)。


okane_170524_01.jpg

 本日のお客さまファイナンシャルプランナーの國松典子さん。まずはこんなな気になる記事を。


《部下を叱る極意「怒る」のではなく...》(NIKKEI STYLE 2011年9月6日掲載)


 近年パワハラの概念が広がり、部下を叱れない風潮に。しかし、部下の行動に改善すべき点がある場合、それを正すのは上司の役目。部下に感謝され、恨まれない叱り方のポイントを記事では紹介している。


・感情的にならない
・「褒める」との合わせ技を
・「レッツ」を心がける


 また叱る際の3つのタブーとは...。


・「レッテル貼り」
・「他人との比較」
・「人格否定」


 國松さんは会社員時代、隣の部署で大きなミスがあった際にこんなエピソードがあったそうだ。取引先への謝罪に、ミスを犯した部下とその上司が。「ミスを起こしたことがない部下が、こんなミスをしてしまったのは管理する自分の責任だ」と謝罪したところ、取引先はその上司の対応に感激。怒るどころか、これまでの倍の契約を結んだとか。


okane_170524_02.jpg

「上司はそうあるべき。部下の責任は上司が取るもの」(高橋)


 上に立つ人間は、この記事などを参考に今後の対応を考えるべき?


 続いては、こんな記事を。


《ミニ保険多彩に 痴漢トラブルの弁護士費用も》(NIKKEI STYLE 2015年12月17日掲載)


 ミニ保険とは少額短期保険のこと。2006年4月の保険業法改正で始まったミニ保険。その特徴は保険金が1000万円まで、保険期間は1年(損害保険分野は2年)。通常の保険商品より小粒で、保険料は比較的手頃な例が多い。


 そこでリスクに対応できるミニ保険を紹介!


 《天気保険》では、旅行先で雨が連続して降り続けた場合、その時間によって旅行代金を返金してくれる。保険料が500円の場合、10時間降水で1万円返金。保険料1500円の場合、10時間降水で3万円返金。*旅行代金の5%に当たる保険料を支払った場合は100%返金される。ただし、連続して降らなければ返金されないので注意。


 また《痴漢冤罪保険》も。2014年からは男性も被害の対象に。保険料は月590円。あらかじめスマホに設定したアプリを押すだけで登録弁護士にメールが送信され、電話で相談が可能に。事件発生から48時間以内なら相談・接見費用が無料になるというもの。


 痴漢事件の弁護士費用の相場は60~80万円と言われ、裁判などで長引くとさらに費用が加算される。、満員電車を利用することの多い男性は入っていた方がいいかも?


 またアメリカのフロリダ州には《UFO拉致保険》という変わった保険も。掛け金は日本円で年間2000円程度。誰でも無条件で入れ、受け取れるお金は日本円で最高10億円。販売実績は2万件で、実際に払われたケースが2件もあるというから驚き!


 生活に身近なミニ保険、生活スタイルに応じて検討してみては?


okane_170524_03.jpg

 続いてお客様として訪れたのは、作家・ジャーナリストの井形慶子さん。10代の頃からイギリスに憧れ、49歳で夢叶ってイギリスに移住。今では多くの著書を執筆する傍ら、年に1回イギリス各地方の人々の暮らしを見学するツアーを開催し、大好評を得ている。そんなイギリスから学んだ井形流生き方とは?


 24歳で娘を出産するも離婚し、シングルマザーになった井形さん。フリー編集者だったため、仕事に制限が出て生活保護を受ける状態にまで追い詰められたとか。そんな生活が一変したのは、赤ちゃんを連れて女1人でイギリス旅行をするという企画を出したこと。その企画が出版社に採用され、アゴアシ(食事・旅費)付きで行かせてもらえることに。


 そこで人生を変える体験をする。イギリス旅行中、ベビーカーを押して移動していたところ、階段などでは周囲の人が率先して手伝ってくれたという。積極的に人と関わる文化に触れ、自分らしく生きられる国と感動した井形さんは、28歳でイギリスの生活を紹介する出版社を立ち上げることに。


 今ではライフスタイルのほか、インテリアや博物館をテーマにした本を執筆。また、これまでの経験を生かしたお金にまつわる著書『今すぐ会社をやめても困らないお金の管理術』(集英社)も上梓した。


 そこには《最後まで自由でいたい。好きな場所で暮らしたい。このような選択権を持つには、それなりの蓄えと情報が必要です》と綴られている。


「いちばん幸せな状態はと聞かれたら、自分で何でも決められる状態だと思う。そのためには、自分で自分の面倒を見られる経済基盤が必要。それは母子家庭時代から学んできた」(井形さん)


 中でも反響を呼んだのが《日本人は死ぬ時にいちばんお金持ちになる》という項目。日本人は周りに気を使うため、葬式代の心配し、退職金などを貯金。そのため、死ぬ時には人生でいちばんお金を持っている状態の人が多いという。


 イギリスではハウスラダーという資産形成のハシゴがあり、手元に100万円あった場合は、オンボロの家を買ってリノベーションすることで価値を高め、売却して次の家を買う。欧米の若者たちはそれをやっているが、日本の若者はまったく貯金をしないか、守銭奴のように溜め込むかのケースが多いため、お金から自由にならないと指摘する井形さん。


「死ぬ時にいちばんお金を持っている状態では意味がない」(井形さん)


 現在57歳でプチリタイア中。これからは自分がやりたいことをしていきたいと語る井形さんの生き方には、お金と真摯に向き合いつつも楽しく生きていくヒントがありそうだ。


okane_170524_04.jpg

『お金のなる気分~欲張り女子のケーザイ学~』
放送時間:BSジャパンにて 毎週木曜 夜11時30分~深夜0時00分
出演:高橋真麻ほか
番組HP:http://www.bs-j.co.jp/official/okanekibun/