アンジーとビートルズを結ぶのは、この〇ゲ!大晦日は年忘れシネマスペシャルで!

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大みそかの夜6時30分から放送の〈年忘れシネマスペシャル〉は、クリント・イーストウッド監督×アンジェリーナ・ジョリー主演の『チェンジリング』と、ザ・ビートルズの最新公式映画『ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK ~The Touring Years』。

前者は1920年代の実話に基くサスペンス、後者は1960年代のザ・ビートルズのドキュメンタリー。共に"無料テレビ初放送"であること以外には何の関係もなさそうな2本立てだが、実はもう一つ、共通点がある。それは、アカデミー賞受賞監督ロン・ハワードが率いる「イマジン・エンターテインメント」が製作に参加していること。

今ではすっかり〇ゲ頭が板についてしまったロン・ハワード(1954年生まれ)だが、かつてはアメリカの国民的TVドラマ「ハッピーデイズ」(1974~84、日本でも東京12チャンネルで放送)の主演スターとして知らない人はいない、金髪の愛されボーイだった。

主演を兼ねたB級映画『バニシングIN TURBO』(1976)で監督デビューし、「ハッピーデイズ」の共演者ヘンリー・ウィンクラーを主演に迎えた『ラブINニューヨーク』(1982)以降は監督・プロデューサー業に専念。『スプラッシュ』(1984)、『コクーン』(1985)、『バックドラフト』(1991)、『アポロ13』(1995)などヒット作を次々放ち、『ビューティフル・マインド』(2001)で遂にアカデミー賞監督賞を獲得。その後も『ダ・ヴィンチ・コード』(2006)シリーズを大ヒットさせ、今やハリウッドを代表する巨匠の一人である。

監督、プロデューサーとして多彩な作品を手掛けてきたロン・ハワードだが、その作風に一貫しているのは、慈愛に満ちた人間描写。プロデューサーとして手掛けた『チェンジリング』(2008)の企画にも、彼のヒューマニストぶりが見て取れる。

さらに『チェンジリング』は、クリント・イーストウッド監督との初の顔合わせ。ジョン・ウェインの遺作『ラスト・シューティスト』(1976)でデューク(ウェインの愛称)と共演し、ドン・シーゲル監督の薫陶を受けたロン・ハワードにとって、もう一人の西部劇のレジェンドにして"ダーティハリー"、イーストウッドとのタッグは感無量だったことだろう。

『ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK ~The Touring Years』(2016)では、自ら監督を務めているロン・ハワード。
多彩なフィルモグラフィーの中でもドキュメンタリーというのは異色な気がするが、少し前に監督した『メイド・イン・アメリカ』(2013)は、ラッパーのジェイ・Z主催のフェスを追った傑作ドキュメンタリー。
この分野でもオールマイティな手腕を知らしめ、アメリカ人ながら、ザ・ビートルズの実に46年ぶりの公式映画の監督に招聘された。

ちなみにロン・ハワード監督の最新作は、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(2018年公開予定)。
かつてジョージ・ルーカス監督がビートルズ上陸前の青春を描いた『アメリカン・グラフィティ』(1973)でハリソン・フォードと共演していたロン・ハワードが、あのハン・ソロの若き日々を描く。「スター・ウォーズ」ファンならずとも胸が熱くなるプロジェクト、期待せずにはいられない!

番組名:
 年忘れシネマスペシャル『チェンジリング』『ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK ~The Touring Years~』
放送日:
 12月31日(日)18:30~21:15 『チェンジリング』
 12月31日(日)21:15~23:30『ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK』
出演:
 『チェンジリング』アンジェリーナ・ジョリー、ジョン・マルコビッチ
 『ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK』ザ・ビートルズ、浅井愼平
ホームページ: http://www.bs-j.co.jp/cinema/