ココリコ田中 主演、10月7日放送開始「プリズンホテル」のクランクインに同行!

ココリコ田中「自分のせいで黒歴史にならないように頑張る」
----10月7日放送開始「プリズンホテル」のクランクインに同行してきました!


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10月よりBSジャパンで新ドラマ枠「連続ドラマJ」(土曜夜9時~9時54分)がスタートします。「連続ドラマJ」は大人の鑑賞に堪えうる本格エンターテインメントをコンセプトに、BSジャパンとして初めてゴールデンタイムの連続ドラマ枠に本格的に進出します。


その第一弾作品として、浅田次郎原作『プリズンホテル』の放送が決定。主演を務めるのは、ゴールデンタイム連ドラ初主演となるココリコの田中直樹さん。演じるのは、オーナーも従業員も極道だらけというプリズンホテルを任されたカタギの支配人・花沢。ホテルのオーナーであり、極道の親分でもある"仲オジ"こと木戸仲蔵を柄本明さんが演じます。今回は、『プリズンホテル』の撮影初日ロケに同行。インタビューを通して見えてきた作品の見どころをお届けします。


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さあ最初のシーンです。クランクインにふさわしい晴天に恵まれました。8月下旬なのでまだまだ猛暑ではありましたが
とても良いスタートが切れたのではないでしょうか。


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撮影は、こんなに素敵なプールがあるホテルが舞台となっています。今夏最高に暑かった日がクランクインだったので、めちゃくちゃプール入りたかったです。もちろん入れるわけがないので、仕事じゃなくプライベートで来ようと決心しました。


◆想定外?任侠役ではなくカタギ役だった田中直樹さん


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――まず、この企画をもらったときの感想を教えてください。


どんな役をいただけるのかなと思ったら支配人役と聞いて、任侠側じゃなかったことに驚きました。
登場人物は極道だらけ、カタギの人がいないホテルの支配人なのでうまく対比ができればいいなと率直に思いました。


花沢という支配人役に対する印象としては、ホテルマンのみたいな人だと思っています。お客様のことを考えすぎて、結果的に良くない事態を招いたりするんですが、花沢のお客さまに対する想いが個人的に大好きで、こんな人がいるホテルなら泊まりたいなって思いますね。


出演者の中には柄本明さんもいらっしゃいますし、今回は絡みがたくさんもあるので、幸せです。
撮影現場以外でも柄本さんが仲蔵(柄本さん演じる極道の親分)そのままに見えます。


あと、今回はゴールデンタイムの連続ドラマ初出演ですが、時間帯というのは気にしてなくて。どの時間帯であろうと、頂いた役を一生懸命やらせてもらうことに変わりないです。
ただ、たくさんの方に観てもらえるチャンスなので、それは幸せですね。観てくれる人がいて作品は成立するので、この時間帯に出させてもらえるのはありがたいです。この枠が盛り上がっていくための良い第1弾にしようと思います。
あとは、僕のせいで黒歴史にならないように頑張らないと(笑)。


――作品の内容もかなり攻めていますね。


強面の人や極道らしいセリフが飛び交うシーンも出てきますが、全員がかわいく見えます。任侠も警察もカタギも、愛すべき人しか出てこないと思っているので、極道の見方が変わると思います。


――お笑い芸人と俳優、ご自身ではどちらを本業としてお考えですか?


お笑いからキャリアをスタートしているので、あくまでも自分のことは芸人だと認識しています。あんまり線引きみたいなものがないので、フラットといえばフラットですね。


自分ではお笑いからドラマの仕事に気持ちを切り替えることはなくて、それぞれの現場で衣装・メイクさん・ADの方がいて、そういう環境を作ってくれている。バラエティにも演出はありますが、本番になればどう展開して誰が何を話すかは分からない。ドラマは台本に沿って監督から演出を受けるのが新鮮で楽しいです。


――脚本や演出はありつつも、プロデューサーからはアドリブがあっていいという話をお聞きしました。


今日は撮影初日なのでまだこれからの点はありますが、今後は役同士の人間関係も絡み合っていくことで、色々出てくる気配はあります。
アドリブも入れすぎたら「こいつ、何狙ってんの?」って思われそうなので、監督の演出を汲んで入れていきたいです。

――視聴者には、このドラマをどう楽しんでもらいたいですか?


「プリズンホテル」というタイトルが表す通り、従業員も宿泊客も普通じゃないので、救いようがないことが起こったり、本当に情けないようなことや泣けることも起こったりするけど、従業員もお客さんも、このホテルに関わる人すべてが愛おしい。最終的に人のダメさも含めて、人って愛しいなと思っていただきたいです。


取材の際、"愛しい"という言葉を連呼していた田中さん。俳優として作品に対する姿勢そのものでもあり、何より、初日の時点で田中さんにここまで思わせる登場人物が気になって仕方ありません。


続いて、田中さん演じる花沢を取り巻く極道の面々にもコメントいただきましたのでご紹介します。


菅田俊さん


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私が演じる黒田という役は極道だらけの従業員の中でも、一番わかりやすく極道の道を行くキャラクター。
得意分野の任侠芝居でやってみたいですね。主演の田中さんも気さくで優しそうな印象を抱きましたし、親分は私が尊敬する柄本明さんなのも楽しみです。内容も攻めていますし、年を重ねて芝居も落ち着いて来たので、若い人たちと一緒に色々チャレンジしていきたいと思います。


プリズンホテルに宿泊される方は色々な想いを抱えていて、一種の人間交差点のような場所。原作を読んだとき、終わって欲しくない物語だと感じたので、「いつまでも観ていたい」そんなドラマです。日常の中にある面白さや人間模様が詰め込まれていると思うので楽しみにしていただきたいですね。


望月ムサシさん


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原作はコメディ色がないと思いましたが、台本を読むと違った面白さがありました。
田中さんは役柄とトーンが合いますね。僕の課題はオーバーなアクションを自然に見せることです(笑)


外国人というところがあるので、かなりオーバーなアクションを自然に見せるのが課題です。自分は生粋の日本人だけど、日本に住んでいる外国人が作品を観て、こういう風に頑張ってる人もいるんだ!と共感してもらえればいいなと思う。


矢野聖人さん


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顔合わせの時に、偉い方が勢揃いしていて、ちょっとびっくりしました(笑)


『プリズンホテル』は怖い人がいっぱい出てくるからといってVシネマではないですし、変な人達の中に普通な主人公の田中さんが1人だけいるっていう設定も面白いです。


僕は現場で役を作って行ければと思っています。監督からは思いっきりやってくださいと言われているので、いろんな人と馴染んでいきながら、笑いは入れていこうと思っているので、コメディ要素にも注目してもらいつつ、芝居に触れて冒険できればと思っています。ガチでいきますよ。


永岡佑さん


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自分の演じるシェフ服部は、数少ないカタギの役。田中さん演ずる花沢の思いを服部が立体化して行きたい。
プライドを持って板長の梶さんとのバチバチなやり合い、イニシアチブを取るか取られるかというところも表現していきたいです。


実は出演される柄本さんとは家が近くて、柄本さんが自転車に乗っているときに会ったりしますが、圧倒的な存在感がある方です。
そんなインパクトある方が出ている一方で、とても見やすい作品だと思うので、あまり考えず見たままに笑ってもらいたいですね。


ここからは、この方達がいなければドラマ撮影に望めない、プロデューサー・監督のコメントです。


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森田昇 さん(BSジャパンプロデューサー)


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――ドラマ企画が立ち上がった経緯を教えてもらえますか


連続ドラマの枠がBSでない中、連続ドラマの現代劇をやろうというGOが出たので、馴染みの人たちとドラマを作ろうと思いました。
題材を『プリズンホテル』に決めたのは、原作が強いものをやろうという企画だったので、浅田次郎×ヤクザというパンチのあるものがよいかな、と。


――企画を通すのに大変なことはありましたか


いっぱいありました。ヤクザは反社会的勢力なので、今のご時世でテレビで扱うのは難しい・・・。
でもヤクザモノは東映の任侠映画のように、だから反社会的勢力を支援するものではなく、義理とか人情など日本人の心に響くストーリーです、ということで進めました。


演技は、アドリブを大事にし、その現場のノリでやっていこうと決めました。田中さんも芸人さんで、重鎮の存在感がある役者さんの柄本さんも、舞台で喜劇をアドリブで進めるような方。みなさん芸達者な方々でアドリブ推奨してます。怖い顔してギャグやって、義理と人情などグッとくるストーリーを見せる。連続ドラマは生き物なので、こなれてくると更に上手く転がって行くと思います。


――視聴者にどう楽しんでもらいたいですか


40-50代の人が楽しめるドラマは少なくなったと思っているので、大人の皆様にエンターテインメントとして楽しんでもらいたいです。


岩崎愛奈 さん(製作会社プロデューサー)


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――視聴者の方へメッセージをもらえますか


『プリズンホテル』という作品もドラマの制作とかぶるところがあると思います。皆、様々なしがらみや、様々なものを背負い、積み重ねてきている。劇中でも登場人物たちが一つになり、お客様のためにホテルを作るために一つの方向を向くことや、下の人間を育てるといったところが、ドラマの現場に繋がるものがあると思います。


このドライなご時世に、このドラマは人情という言葉が一番合うと思っていて、単純ですが、笑ってほしいし、泣いてほしいです。
「プリズンホテル」は来たときよりも、帰るときのほうがちょっとだけ幸せになって帰る話なので視聴者の方にも、鑑賞後に少しだけ幸せになってほしいです。

岡野宏信さん(3〜4話監督)


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――このテレビドラマから何を視聴者に伝えたいですか


顔合わせの際にプロデューサーから、「テレビのコンプライアンス制限の中、ヤクザものを地上波でやるのはリスキー」とお話をいただきました。昔はヤクザ番組を見てもヤクザになりたいとは思わなかった。
ただ、『プリズンホテル』では笑いも涙もあるし、ヤクザを応援するわけではないが、人間味や人と人の仁義のようなものを視聴者さんに伝えていきたいです。


やはりドラマは第1話が全てのベースになってきますが、撮っている監督によってテイストが変わることがあります。その作品のイメージを守りつつ、自分が撮っている感を出していくのが醍醐味ですよね。これから回を重ねるごとに、自分の色をつけていこうと思います。


義理人情を感じられるドラマ『プリズンホテル』


出演者、スタッフの皆さんへお話しを聞く中で感じられたのは、みなさん口を揃えて「人」について語っていたことです。『プリズンホテル』を通じて人情というメッセージを視聴者の方々へ伝えたいという気持ちに溢れていました。


ドラマではカタギと極道という役割がある中で、インタビュー中には皆さんカタギな様子で話して下さるのを見ると、そのギャップにクスッとしてしまう瞬間がありました。特に菅田俊さんの優しさにはなにか人を惹きつける魅力があり印象深かったです。


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クランクインに同行して感じたのは、スタッフ・キャストの一体感でした。岡野監督の「ドラマはみんなで作るもの」というコメントもあり、現場には撮影初日ながらも、各々のセクションが相互に作用し合い、『プリズンホテル』を、連続ドラマJという新しい挑戦を成功させるための熱意に満ちあふれていました。任侠モノという、エッジの効いた題材がこのチームによってどう描かれていくのか楽しみです。


そして、人間関係が希薄になりがちな今の世の中で、それを全面に押し出させるドラマは少ないのではないでしょうか。お楽しみに。

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撮影は千葉の館山にあるリゾートホテルが舞台。


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常夏のリゾート地でよく見るこのヤシの木。日常を忘れてちょっとだけ癒やされます。


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番組名:連続ドラマJ「浅田次郎 プリズンホテル」
放映時間:2017年10月7日スタート 毎週土曜日夜9時~9時54分
出演者:田中直樹(ココリコ)、柄本明、菅田俊、矢野聖人、永岡佑、
番組HP URL:http://www.bs-j.co.jp/official/prisonhotel/