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今年9月4日、日本を代表するドキュメンタリー映画監督の一人、佐藤真が亡くなった。享年49。新潟水俣病という大きなテーマを描いた映画「阿賀に生きる」(1992年)で国内外の数々の賞を総なめにした佐藤真が、次に向かったのが自分自身の家族の日常だった。それが「我が家の出産日記」(1994年テレビ東京系列『ドキュメンタリー人間劇場』)。

今企画では、冒頭部分を『佐藤真の贈り物』として佐藤真と深いつながりを持つ若手ドキュメンタリスト・松江哲明が演出。佐藤の作品・ドキュメンタリー論や佐藤と自分との関係をセルフドキュメンタリーで描く。また「我が家の出産日記」に登場するロケ地再訪を敢行。後半は、「我が家の出産日記」をノーカットで放送する。
◆『我が家の出産日記』概要
演出:佐藤真。第12回ATP賞 95年ベスト20番組。
『我が家の出産日記』は、佐藤真のナレーションで始まる。「どこにでもある普通の暮らしをテーマにしたい。そんな話をしたら我が家を撮るはめになった。軽い気持ちでテレビ局に企画を出したら通ってしまった。かくてこの日から8ミリビデオで家族日記をつけることにした」。
番組は「制作スタッフの撮る映像」「佐藤が撮る8ミリビデオ」が混在しながら展開する。
 番組には、二人の主人公が登場する。まずは、神谷丹路(かみやにじ)さん。知的でキュートでしかも腹の据わった佐藤の妻だ。もうすぐ二人目の子どもが生まれる。そしてもう一人は、超キュートでやりたい放題・長女の澪(みお)ちゃん2歳。佐藤は、赤ちゃん誕生で変容する家族を撮る腹積もり。
 ところが、撮影は初っ端から大変なことに。テレビ東京に企画は通ったはいいが、実は丹路さんの同意を取っていなかったのだ。勝手にカメラを回し始める佐藤。カメラを発見して抗議する丹路さん。
 本格的に撮影がスタートしてからがまた大変。澪ちゃんと一緒に出産にも立ち合うはずが予定日を過ぎても何の兆候もない。突然、産気づいて産院に車で向かうが、とんでもないことに…。
 無事赤ちゃんは生まれたものの、丹路さんが産院から帰るまでの一週間、さらにたいへんな日常が待ち受けていた。澪ちゃんと二人きりの生活。天真爛漫・やりたい放題の澪ちゃんに振り回されっぱなしで、佐藤は初日からヘトヘトに…。怒涛の一週間が経ち、待ちに待った妻の退院日。この日からしばらく妻と子どもたちは妻の実家で過ごす予定だった。佐藤も明日からの自由を信じていたその時、それまで母恋しくては泣いていた澪ちゃんの口から思いがけない言葉が!