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2018年3月9日(金)ドキュメント トヨタの労使交渉 武田仁

 来年度の賃金、ボーナスが決まる春季労使交渉(春闘)が大詰めを迎えています。相場形成に大きな影響力を持つとされるトヨタ自動車の交渉も、14日(水)の会社側の回答を控えて、労使が互いに自らの主張を論じ合っているようです。


 日経プラス10では、小谷真生子キャスターがトヨタの労使交渉を取材しています。愛知県豊田市で、どのような話し合いが行われているのでしょうか。来週16日(金)放送の番組内で特集しようと、少しずつ準備を進めています。


 トヨタの労使にとって交渉に臨む際の必読書は、本所次郎氏の著作「小説 日銀管理」です。戦後、経営危機に陥ったアイチ自動車が人員整理を余儀なくされ、労使が激しく対立するストーリーで、主人公の愛知佐一郎社長の苦悩が描かれています。


 まさに小説にあるように、トヨタでは1950年に1500人の人員整理を実施し、労使が対立の苦い歴史を共有しています。その歴史を忘れないためにも、交渉に直接かかわる経営側、組合側がともに、何度も小説を読み返していると聞きました。


 春闘は経済イベントとして、ひとくくりに論じられがちです。さらに今年は、安倍晋三首相がデフレからの脱却に向けて「3%の賃上げ」を経済界に要望。官製春闘とも言われています。企業の内部留保を吐き出させて賃金を上積み、消費に回すお金を増やす好循環。一方、業界横並びで賃上げ獲得を目指す組合側の理屈。それはそれで意義はあるのでしょうが、個別企業にはそれぞれのストーリーがあるはずです。

 
 トヨタの場合、労使はどのような議論を闘わせているのでしょうか。豊田章男社長は何を語ったのでしょうか。組合側の主張を聞いた豊田社長が製造現場に足を運びました。何を訴えたのでしょう。取材を通じて、会社とは何かを考えさせられました。


日経プラス10プロデューサー
武田仁


記事は日経プラス10クラブ会員向けのメールマガジンで毎週金曜日に配信しています
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