<番組のみどころ>
■首都アスンシオン&伝統文化を受け継ぐ町
パラグアイ川沿いに発展した首都アスンシオンは四季折々の花々と木々が生い茂る 緑豊かな町。スペインが創建した最古の町にはコロニアル調の歴史的建造物が数多く残されています。アスンシオン郊外にある銀細工やアルパと呼ばれる楽器の生産地ルケ。そして「蜘蛛の巣」を意味する繊細なレース編みニャンドゥティで知られるイタグアを訪ね、伝統工芸や民族舞踊などを紹介します。
■パラグアイ南部
パラグアイ南部では個性的な町や村を訪ねます。サンタマリアの町の広場には野生のホエザルが住み着き、町のマスコット的存在になっています。日本人居住区ピラポでは、相撲、太鼓、舞踊など、日本の伝統文化が継承されていました。パラナ川のダムの建築のため、避難させた動物たちを保護するジャスレタ生物保護区では、絶滅の危機にある動物や飛べない鳥レアをはじめとする様々な鳥類に出会いました。
■世界遺産イエズス会の遺跡
17世紀初頭、パラグアイにキリスト教を布教するためにやってきたイエズス会の宣教師たちは、先住民族グアラニーの人々に文化、教育を与える場として、教化集落を建設しました。その一つであるトリニダ、ヘススの集落跡は世界文化遺産に指定されています。当時は約5千人のグアラニーが共同生活をしていたという遺跡をめぐり、スペインとグアラニーの文化が融合して生まれた独自の文化を探ります。
■パラグアイ東部
ブラジルと国境を接するシウダーデルエステは商業都市、いつも活気に溢れています。この町を基点に、パラグアイ最大の瀑布モンダウの滝や400種以上の野鳥が生息するバラカジュ森林自然保護区などを訪ねます。繁殖の時期である初夏の森には、面白い求愛行動や驚くような知恵で子育てをする鳥たちの姿がありました。保護区内に暮らす少数民族アチェの素朴な生活も紹介します。
■乾燥地帯チャコセコ
サバンナと低木の森が占める乾燥地帯チャコセコ。広大な牧草地帯には、エスタンシエロと呼ばれるパラグアイ版のカウボーイたちが、牛の世話をしながら暮らしています。乾燥地帯のオアシスとなっている池や沼には数多くの水鳥たちが集まっていました。過酷な環境の中で生きるアルマジロなどの珍しい動物、そして、先住民族ニバクレの雨乞いのダンスなど珍しい儀式も紹介します。
■野生動物の楽園パンタナール
パラグアイ、ブラジル、ボリビアにまたがって広がる大湿原パンタナールは約80種の哺乳類、約50種の爬虫類、そして約650種もの鳥類などが生息する野生動物の楽園。水草が繁茂する川辺や木々が生い茂る森では多種多様な鳥類やアリゲーター、イグアナ、カピバラ、バク、カワウソ、ヌマジカ、ハナグマ、ホエザルなど、野生動物たちと出会いが待っていました。