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おとなの旅

2014.10.27

松崎

火災の延焼を防ぐ「なまこ壁」が連なり、鏝を使って仕上げる漆喰細工が街を彩る、西伊豆の松崎。かつてこの地には、鏝を使う技を芸術の世界で活かした職人がいました。職人の技が冴える鏝絵を観賞し、街の伝統と文化に触れてみませんか?

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伊豆急行線の終着駅・伊豆急下田駅から西へ。海沿いに、小さな街が見えて来ます。静岡県、西伊豆にある松崎。山林を背にし、太平洋に面した静かな街です。

冬には強い季節風が吹くこの地で、古くから火災の延焼に悩まされて来た住民達は、防火対策として漆喰を使った壁を造りました。それが、「なまこ壁」。土蔵などの壁に平らな瓦を並べて貼り、瓦の継ぎ目に漆喰を塗った壁です。

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石灰が主な原料の漆喰は、防火の他、防水や保温などの効果もあると言われています。街には、明治から昭和にかけて造られた「なまこ壁」の建物が、今もおよそ200棟残されています。

しかし、昭和の中頃から伝統的な壁を造る家や職人は少なくなってしまいました……

2005年、街では事業の一環として、左官職人を中心とした「松崎蔵つくり隊」を結成。職人の技の継承と、歴史的な価値を広く伝えることを目標に掲げ、老朽化した壁の修復や蔵づくりなどに取り組んでいます。

鈴木さんは、結成当初から活動に携わっている一人です。

海沿いの小さな街です。通りには、漆喰を盛り上げて塗った、「なまこ壁」の建物が軒を連ねています。

壁を見上げると、屋根との境に、装飾が施されていることに気付きます。かつてこの地には、鏝を使う技を芸術の世界で活かした職人がいました。

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左官職人、入江長八。「伊豆の長八」として名を馳せた名工です。この地で生まれ、左官の棟梁のもとに弟子入りした長八は、寺の彫刻などから美術に関心を持ち、江戸で狩野派の絵師に学びました。故郷へ戻ると、鏝で作り上げた美の世界を披露します――!

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