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おとなの上級みやげ 喜ばれるお土産に秘められた歴史やこだわりのエピソードを紐解く

2014.08.14

秋色庵大坂家 酔芙蓉

夏限定の上生菓子「酔芙蓉」。「酔芙蓉」というのは、実在する花の名前。朝、白く咲いていた花びらが、夕方になるにつれてピンクに染まっていくという酔芙蓉の特徴を表現した菓子です。可憐な花をモチーフにした菓子「酔芙蓉」、夏のみやげに選んでみてはいかがですか。

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東京都 三田。慶應義塾大学前に店を構える和菓子店「秋色庵(しゅうしきあん) 大坂家」。

店には、最中、羊羹など定番の和菓子や…、季節によって品揃えが変わる上生菓子が並びます、店の創業は、元禄時代。当時、人気の女流俳人・秋色女(しゅうしきじょ)の生家だったことから、「秋色庵」という屋号がつけられました。

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店を支えてきた看板商品の上生菓子。中でも、「酔芙蓉」は、夏にしか味わえない逸品です。モチーフは、時間が経つごとに、純白からピンクに色を変化させる「酔芙蓉」の花。

梅風味の餡が、半透明の皮に透けて酔芙蓉の移り変わる色を表現しています。一つ一つ手作業で作り上げていく「酔芙蓉」繊細で美しい花のように仕上げる決め手となる、皮づくりから見ていきます。

まず、材料の大和芋の仕込み。皮をむき、堅い部分を取り除いたものを、蒸して柔らかくします。蒸し終えたら、熱い内に手早く裏漉します。時間をかけすぎると、固さにムラができて、寒天と混ぜる時に混ざりにくくなるからです。

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続いて、寒天。十分に粘り気が出るまで、一気に煮立てます。寒天が煮上がったら、裏漉しした大和芋に少しずつ混ぜ合わせます。ここまででおよそ20分。皮づくりは時間との勝負だと言います。

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