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おとなの上級みやげ 喜ばれるお土産に秘められた歴史やこだわりのエピソードを紐解く

2014.07.16

金魚鉢

夏にしか味わえない上生菓子「金魚鉢」。寒天と餡で水の中を泳ぐ金魚を表現。暑い夏のひととき…涼しげな金魚鉢に見立てた和菓子を味わってみてはいかがですか?

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東京 神楽坂。
神楽坂駅から徒歩2分の場所に店を構える、昭和10年創業の和菓子店「梅花亭」。看板商品は、季節を感じさせる繊細なデザインが施された上生菓子です。

中でも、夏に人気なのが、6月から8月半ばまでの期間限定で、販売している「金魚鉢」です。寒天とあんで、水の中を軽やかに泳ぐ金魚の様子を表現。

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つるりとした寒天の食感と、白あんの優しい甘さが口の中に広がる涼やかな菓子です。15年前に金魚鉢を考案した、四代目店主の井上豪さん。

金魚鉢を考案するきっかけとなったものがあります。それは、店に残されていた古い木型。

こちらは、井上さんが金魚鉢用に作った木型。金魚の形は、祖父のときと同じです。祖父が使っていた金魚の木型を新たな菓子で、継承していこうと考えたのです。井上さんの想いがこもった「金魚鉢」その作り方を見ていきます。

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金魚や、小石を表現するのに使うのが、自家製の白あん。ねっとりとした食感を生み出す大福豆と上品な香りが特徴の手亡豆(てぼうまめ)をブレンドし、炊きあげたものです。これに求肥を練り込むことで、粘りがあり、細工がしやすい白あんに仕上げます。

あんの色づけには合成着色料を一切、使いません。金魚の表情を決めるのが、ゴマで目を入れる作業。

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