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おとなの上級みやげ 喜ばれるお土産に秘められた歴史やこだわりのエピソードを紐解く

2014.05.22

南蛮焼

見た目はどら焼きのような和菓子。餡を包む皮は、どら焼きよりも厚く口に入れると、もちもちとした食感と黒糖の香りが広がります。絶妙な甘みと食感を醸し出す和菓子。一度、味わってみてはいかがですか。

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東京、北区。駒込駅から歩いて1分程の場所に店を構える中里菓子店。

明治6年に創業したこの店の看板商品が、「南蛮焼」。船が出港する際に打ち鳴らす「南蛮銅鑼」に似ていることから、その名が付けられたそうです。

その特徴は、歯ごたえのある皮の食感。

厚めに焼き上げた皮は、弾力がありながら、噛むとしっとりとした口当たり皮には、黒糖が練り込まれています。 「南蛮焼」が生まれたのは、昭和初期。店の3代目、鈴木嘉吉(かきち)さんによって、考案されました。

誰も食べたことがないようお菓子を作りたい…。
3代目の思いで考え出されたレシピは90年ほど経った今、5代目の俊(たかし)さんに受け継がれています。

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「南蛮焼」に使う小麦粉は、粘り気のある強力粉です。どら焼きは、粘り気の少ない薄力粉に卵を加えて、ふっくらと柔らかく仕上げますが、「南蛮焼」には卵を加えません。強力粉に水で溶かした沖縄・波照間島産の黒糖を加えます。これをまんべんなく刷り込むようにこねていきます。

小麦粉に含まれるタンパク質は、混ぜることでグルテンという粘り成分に変わります。機械ではなく手でこねるのには、理由があります。生地を最適なねばり具合にするため、温度や湿度によって混ぜる時間を変えます。手触りによって、それを見極めているのです。

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