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誇りの地 巡礼 地域の魅力を再発見する

2014.06.03

<6月の旅先>「日本橋」 浮世絵

江戸時代に花開いた浮世絵の文化。かつて、民衆に愛されていた浮世絵は、今、形を変えながらも、日本橋に息づいています。浮世絵が涼しい風を運ぶ団扇にすることや、昼間の時間は見ることのできない、シャッターチャンスプロジェクトなど、江戸時代に文化の花を咲かせた浮世絵は、今も日本橋の街を彩っています。団扇を片手に、浮世絵が描かれた風景の中を散歩してみませんか?

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東京都中央区日本橋――

江戸時代、日本橋は五街道の起点となり、周辺の地域は、長い歴史の中で繁栄を極めて来ました。「東海道五十三次」の出発地。当時、浮世絵の多くは、日本橋の界隈で作られたと言われています。

絵師が描いた絵を基に作られる浮世絵。絵の色ごとに版木を作り、板を一つずつ和紙に摺って行くことで、一枚の絵を仕上げました。日常生活や風物など多彩な題材が描かれ、中でも人気を得たのは、歌舞伎役者や花魁、風景などの浮世絵です。

日本橋小舟町。1590年を創業としている「伊場仙」は、団扇や扇子を製造、販売をしています。

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「伊場仙」は、かつて浮世絵の企画から販売までを手掛け、数多くの版木を所有していた版元でした。しかし、原版である貴重な版木を関東大震災ですべて焼失し、現在手元にあるのは後に手に入れた、歌川広重の浮世絵の版木だけです。

吉田さんは、14代目の当主です。

庶民が店先で手に取り、眺めていた浮世絵。浮世の風俗を描いた絵に、大衆は色めき、この日本橋の地で浮世絵文化は成熟していきます。「伊場仙」では、江戸時代後期、浮世絵を団扇にした商品を扱い始めました。絵師は、歌川派の豊国や国芳、広重など。

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時代を経た今も、浮世絵が涼しい風を運ぶ団扇は、日本橋の夏を彩っています。海外でも高く評価される浮世絵。外国からの観光客の中には、日本人が気付かない風俗の描写に注目する人もいるそうです。江戸時代に開花した浮世絵の文化は、現代の日本橋の街でも息づいています。

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