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マンスリー特集 様々なテーマを4週に渡って紹介

2015.04.10

歴史のある町に息づく匠の技

草花の木の実など、植物から取り出した天然の染料で生地を染める「草木染め」。京都の職人、吉岡幸雄さんは、京の都を彩った平安時代の色合いを再現する草木染め職人です。現代では平安時代の染め物はほとんど残っていません。平安時代の華やかな色合いが表現された貴重なストールをまとってみてはいかがですか。

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京都市南部、伏見にある、よしおか工房。江戸時代から続く染物屋です。

5代目の吉岡幸雄さんは、奈良時代から平安時代にかけての色合いを研究する第一人者でもあります。

平安時代の染め物は、現代ではほとんど残っていません。吉岡さんは、当時の文献や書物などを読み解くことで日本古来の色を再現しています。

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吉岡さんが紐解いたのは、平安時代の法律や宮中の行事について記された「延喜式」という文献です。延喜式には、身分や階級を表す36色について材料や製法が厳密に記述されています。社会的地位を色で示した、飛鳥時代の「冠位十二階」を引き継いでいます。

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中でも「深紫」と呼ばれる濃い紫色は、最も身分の高い人が纏う高貴な色とされていました。延喜式には、現在の大分県豊後竹田市の紫草の根から色素を取り出すという記述があります。

かつて大分県は紫草の産地でした。吉岡さんは今から20年前に豊後竹田市の農家を訪れ、途絶えていた紫草の栽培を依頼しました。乾燥させた紫草の根を石臼でつき、色素を取り出しやすいように細かくします。

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