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マンスリー特集 様々なテーマを4週に渡って紹介

2014.09.30

京都国立博物館 雪舟作・国宝展示の舞台裏

この世に同じ物が2つとない、国宝。およそ1000件あまりの国宝は様々な場所で保存・管理されています。では博物館など人目に触れることの多い場所では、どのような準備や配慮があるのでしょうか?今夜は国宝が展示されるまでの過程を通して、その魅力を再発見します。

京都市東山。5年ほど休館していた京都国立博物館が今月し再開し、多くの国宝を展示する記念展覧会が開かれています。

展覧会での注目は、揃って展示されるのが珍しいとされるこちらの2枚の肖像画。そして、平安時代の権力者、藤原道長が遺した経筒です。道長直筆の経典が納められています。このような貴重な国宝作品は、盗難防止等のため保安上、その場所を公開していません。

徹底した管理のもと守られる国宝。今回は、特別に設置の様子を撮影させてもらいました。取り扱うのは、雪舟の「天橋立図(あまのはじだてず)」。

丹後の名勝、天橋立の景観を描いた国宝作品。雄大な景色を墨でダイナミックに表現した 雪舟晩年の大作です。

この作品。よく見てみると、至る所に継ぎ目が見えます。実は、もともとバラバラだった20枚の紙を繋ぎあわせ、縦89.4cm、横168.5cmの一枚の作品にしています。通常の一枚の画よりももろく、破損しやすいのです。

運搬を担うのは、大手運送会社の美術工芸品を専門に扱うチーム。通常、作品には手袋を使用しますが今回は緻密な作業や細かい配慮が必要なため素手で扱います。

さらに、国宝を設置する際にはチーム構成にも気を使います。スタッフの身長を見てみると、みなほぼ同じ背格好。身長差があると運ぶ際、力の偏りがおき、作品を痛めてしまうおそれがあるからです。

こうして設置された「天橋立図」。この画から雪舟が何を思い、描いたのか。そしてどのように扱ったのかが見えてきます。天橋立の先に描かれた智恩寺。その境内にあるのは2体の地蔵菩薩。

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