BSジャパン

番組表

55
2017.04.27
旧日本軍の要塞島・猿島 ~神奈川県横須賀市~

今回のミステリアス・ジャパンの舞台は、神奈川県の南東部にある横須賀市。
明治期に、海軍鎮守府が置かれてから、軍港として発展してきた町だ。

そんな横須賀市の沖合に浮かぶ、小さな無人島「猿島」。戦後まで立ち入りが禁止されていた、旧日本軍の砲台だった。
島内には、手つかずの遺構が残されているというが、いったいどんな島なのか? ガイドとしか行けない、兵舎や弾薬庫にも向かう。
知られざる軍事遺産の全貌を紐解く。

  • 旧日本軍の要塞島・猿島 ~神奈川県横須賀市~

横須賀沖、およそ1.7キロに浮かぶ猿島へは、定期船で向かう。三笠桟橋から乗船し、わずか10分で到着。
東京ドーム1.2個分、周囲は1.6キロという小さな島だ。
そんな猿島の要塞としての歴史は古く、江戸時代から、東京湾を守る要だった。
今はバーベキューや磯遊びなどのアウトドアレジャーの名所としても知られるが、島内に一歩足を踏み入れれば、貴重な遺構が点在している。

島を縦断するメインストリートは、「切通」と呼ばれる全長300メートルの道。
山や丘などを掘削して造った道のことで、両側は石積みされている。
道沿いには、兵舎や弾薬庫など、旧日本軍の軍事施設が並ぶ。

  • 旧日本軍の要塞島・猿島 ~神奈川県横須賀市~
  • 旧日本軍の要塞島・猿島 ~神奈川県横須賀市~

そして、幅4メートル、全長およそ90メートル。アーチ状で、フランス積みと称される積み方で造られた、珍しいレンガ造りのトンネルへ。
一般公開されていないが、二階建ての地下施設がある複雑な構造をしたトンネルだという。

  • 旧日本軍の要塞島・猿島 ~神奈川県横須賀市~
  • 旧日本軍の要塞島・猿島 ~神奈川県横須賀市~

トンネルを抜けると、苔むし、草木が覆うトンネルがさらに二つある。この光景は、宮崎駿監督の映画「天空の城ラピュタ」に出てくる町に似ていると、人気を集めている。
そんなトンネルをそれぞれ抜けた先には、砲台がある。
横須賀市観音崎や千葉県富津市などと共に、首都・東京を守るために建設された。
艦船を目標としたものではなく地上から航空機を攻撃するために作られた高角砲台もあったという。

  • 旧日本軍の要塞島・猿島 ~神奈川県横須賀市~

そして、ガイド同行でしか行けない、兵舎と弾薬庫の内部へ。どんな光景が見られるのか?
次回もミステリアスな世界へご案内しましょう。