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5月11日 #28 地球温暖化

講義余禄

地球温暖化はこれからどんなペースで進んでいくのか。温暖化が進むと我々の生活はどうなってしまうのか。国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が4月にまとめた報告書は将来への不安を感じさせる内容でした。地球の気温上昇を産業革命前から2度未満に抑えるという国際合意の達成には、温暖化ガスの排出を2050年に10年と比べ40~70%減らす必要があるといいます。ただ、その具体策を決めるのはこれからです。経済成長著しい新興国の対策をどう進めるかも大きな課題ですが、原子力発電所の稼働が大きく減った日本も温暖化ガス削減の難易度が高まっています。どんな計画や具体策がこれから出てくるのか。日本経済新聞でも折に触れて、関連の記事が掲載されています。
★「エネルギー、将来像見えず」(2014年4月12日)
★「温暖化対策、新枠組み急務」(2014年4月25日)
一方、温暖化ガスを削減するのが難しいなら、将来の温度上昇に適応した社会を目指す動きもあります。IPCCの報告によると、気温上昇が産業革命前に比べて2度を超えると、豪雨の頻発などで農業生産減少などの可能性が高まるそうです。そうした事態を見越し、洪水の被害を防ぐ堤防を作ったり、建物を海面よりも高い土地に建てたりといったことが主な対策です。世界では欧州の取り組みが進んでいますが、日本でも一部で始まりつつあるようです。
★「温暖化 適応の時代へ 上、下」(2014年3月25日、4月1日)
温暖化は地球規模で進みます。危機が迫り、その影響が大きいほど、それを抑制できる新しい技術が大きな価値を生み出します。ここでは日本は世界をリードしうる立場にいます。古くは1970年代のオイルショックを乗り切るため、その後もコスト削減などを目的とした省エネ技術が日本の生産現場を進化させてきました。この強みをどう磨いていくか。また、持てる技術を世界に広げる枠組みの整備も今後の課題になるでしょう。
★「CO2分離、省エネ10分の1」(2014年4月22日)
★「木材から樹脂 石油代替に道」(2014年4月22日)


参考図書

タイトル 著者 出版社
気候変動とエネルギー問題 深井有 中公新書
地球温暖化論争 マイケル・E・マン著 藤倉良、桂井太郎訳 化学同人