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4月13日 #24 イノベーション

講義余禄

シュンペーターの主著「経済発展の理論」は、その後の経済学や企業活動に影響を与えた古典です。「創造的破壊」というキーワードや、まったく異なるもの同士の結合が新たなビジネスの創造につながるといった考え方は、日本経済新聞の紙面でも折に触れて紹介されています。実際、革新的といわれる企業ほど、異分野との融合を意識しているようです。
★「そこが知りたい テルモ社長 技術革新の力取り込む」(2014年2月23日)
★「ローソン、食の技術発掘 70社から情報収集」(同年3月29日)
もっとも、イノベーションが重要なのは企業だけではありません。政府も農業など保守的といわれる分野をテコ入れしようとしています。政府が定めた「戦略特区」も、地域限定で規制緩和を推し進め、異業種の参入を促すことで経済の活性化させる狙いがあるようです。こうした政策の根底にも、イノベーションを5つの類型に分けて解説したシュンペーターの考え方があるといっていいでしょう。
★「強い農業 異分野と育成」(同年1月7日)
★「戦略特区に6地域」(同年3月29日)
新興国が急成長し、世界経済の構図が大きく変わろうとしています。企業を取り巻く環境も、ますます変化していくことでしょう。こういうときこそ、古典に立ち返ってみてはどうでしょうか。シュンペーターの「経済発展の理論」は決して読みやすい本ではありませんが、一度読んでみると新たな発見があるかもしれません。

参考図書

タイトル 著者 出版社
日本経済を創造的に破壊せよ! 伊藤元重 ダイヤモンド社
経済発展の理論 上下 シュムペーター 
翻訳・塩野谷祐一、東畑精一、中山伊知郎
岩波文庫