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カツケン 勝間経済研究所

毎週日曜 夜7時30分放送

庶民派シンクタンクの所長・勝間和代が 日常生活につながる経済を、楽しくわかりやすく紐解く!

研究テーマ

#38 「カツケンファイナルバトル!」(2010年3月28日放送)

第1問

「貯蓄と投資、どちらが有効か?」
貯蓄や投資というのは価値観によって大きく意味が違ってきますので、両者の主張から皆さんの判断の基準にして頂きたいと思います。

解答

貯蓄派:
預貯金の利率が今は低いですが、元本割れのリスクがありません。デフレが終われば、銀行の預金金利も増えるでしょうし、定期預金の金利も上がります。その後の安定的な預貯金でも老後の資産は増やせると思いますので、まずはデフレ脱却が最重要課題なのです。日本人はコツコツと貯めるという国民性なんじゃないでしょうか?

投資派:
年金不安・雇用不安が渦巻く中で、将来の資産・老後の資産を預貯金だけで賄っていけるでしょうか?保有資産の全てというわけではなく、現在使う予定がない資産の一部だけでも投資に向けましょう。デフレ脱却のためのリフレ論争に参加するためにも、投資を行って金融リテラシーを磨く必要があると思います。

裁判長:
この問題は、デフレ不況でマネーの価値が必要以上に上昇し、誰も消費や投資に回さなくなったことが根本的な原因です。相対的にマネーの価値を落としてインフレ傾向に持って行くことで、今あるお金の価値が物価上昇で下がるとわかれば、国民は消費行動や投資行動に移るはずです。

第2問

「結婚に細かい条件を付ける?付けない?」
条件の定義ですが、容姿や年齢や性格は当然の条件と見なし、細かい条件には入れません。これ以外の年収、仕事、収入、家族構成などを細かい条件と定義します。

解答

付ける派:
一生に一度にしたい結婚に細かい条件を付けることで、間違った相手と無駄な時間を過ごすことなく理想の結婚に向かっていけるのです。恋人ならフィーリングや容姿だけで選んでも良いですが、恋人と結婚相手は別次元です。

付けない派:
結婚で大切なのは価値観の共有です。同じ価値観で尊敬できる相手なら、この先長い時間を共有する相手としてふさわしいと思います。それ以外の条件を色々と付けることで、結婚へのハードルをかえって高くしてしまいます。結婚をリアルに意識すると、条件ばかり付けていても何も始まらないということが分かると思います。

裁判長:
年金制度や熟年離婚など、経済合理性の観点から経済学的に考えると、結婚というのは条件なんですね。

第3問

「デフレ克服にリフレ政策は有効か!?」
この番組でもデフレ脱却のため政府・日銀に対して緩やかなインフレ誘導とするリフレ政策を提案してきました。その有効性を再検証してみたいと思います。

解答

リフレ懐疑派:
デフレでモノの値段が下がることは、消費者にとっては良いことなんじゃないですか?少しでも安くモノを買おうと思うのは当然だと思います。デフレでも頑張って利益を上げている企業はありますよね。そこの従業員の給料は下がっていないと思うのですが。リフレ政策で消費は本当に増えるのでしょうか?お金がもらえたとしても、結局は溜め込んでしまうなら、リフレ政策は失敗と言うことになりませんか?インフレが行き過ぎると物価が高くなりすぎるという心配はないのですかね?

リフレ派:
デフレが進行していくとモノの値段だけではなく、給料も下がります。企業は人を採用しなくなりますから失業者が増え、さらに消費が落ち込んできます。そのためのインフレターゲット政策、いわゆるリフレ政策ですが、日本政府と日本銀行が共同で行う必要があります。やるべき事は財政政策と金融政策です。金融政策では日銀がゼロ金利政策を行う事で、企業はお金を借りやすくなります。次に日銀が長期国債を、政府から直接買うことは出来ないので間接的に、大量に買い込みます。国債が売れると政府に余剰資金が入りますから、減税・雇用対策・定額給付金などの財政政策を行います。消費と投資が刺激され、物価は上昇傾向に向かうシナリオです。すぐに景気が良くなるとは限りませんが、景気が良くなるまでやり続けることが重要です。日本ではインフレコントロールが可能で、ジンバブエで起こったハイパーインフレとは背景が全く違います。

結論クイズ

これまでの議論を踏まえ、脱デフレのため明日から出来る身近な事はなんでしょうか?

結論

チェンジメーカーと言う言葉があります。ひとりひとりが正しい知識・正しい事実を知って、自分で考えて判断し、自分がリーダーとして行動したり、リーダーに対して働きかけをする。その繰り返しが続くことで私達が抱えている課題、問題というのはほんのちょっとずつでも解決していき、最後には必ずみんなにとって良い解決に向かうはずです。とはいえ、課題や問題がなくなることはありません。そして漏れてしまった課題に対してもう一度同じアプローチをしてくこと、その繰り返しによって私達は楽しく豊かに暮らして行けるようになっていくと思います。