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戦場に音楽の架け橋を〜指揮者 柳澤寿男  コソボの挑戦〜

初回放送:2009年6月20日

日本放送文化大賞グランプリ受賞!

ナレーター:遠藤憲一

コソボ共和国。
2008年2月にセルビアから独立を宣言した世界一新しい国。 そこに9人いる日本人のほとんどが国連やNGOの関係者の中、「国立コソボフィルハーモニー」の常任指揮者となった男がいる。

柳澤寿男 37歳。

彼は独立前からこの国に関わりを持ち、現在は常任指揮者として、東京に妻と幼い息子を残し、コソボフィルハーモニーの提供する古いアパートで、月給3万円で単身生活を送っている。指揮者として数々のコンクールで入賞し、2007年「世界が尊敬する100人の日本人」にも選ばれた彼が、選んだコソボでの暮らし。

コソボがあるバルカン半島は、常に民族対立の歴史と共にある。かつてはセルビア人によって支配されていたコソボは、今対立していたアルバニア人が大多数をしめ、その歴史の怨恨から未だ対立が続いている。

各国でタクトを振り、たどり着いたコソボ。そこで彼はなぜ常任指揮者となったのか?その答えは、内戦が続いていたコソボで開かれた、青少年向けコンサートにあった。観客の拍手、そして笑顔。「いつでも楽器を銃に持ちかえる」と語っていた楽団員が、演奏後にもらしたひとことは「音楽の力はすばらしい」だった。

彼は「音楽」によって、根深くコソボに残る民族問題に架け橋をかけようと自らの活動を定めた。それは両民族の対立を象徴する橋がある、ミトロヴィッツアで民族を超えたコンサートを開くこと。

未だ戦火の爪あとが生々しい、セルビア国境近くにあるミトロヴィッツア。そこに流れるイバル川に架かる橋の両端にはセルビア人とアルバニア人の地区があり、橋にバリケードが張られているわけではないのに、通る人はだれもいない・・対立を象徴する橋。

セルビア人とアルバニア人が共に奏でる音楽の力を信じて!

多くの壁と戦い、実現に向け行動する柳澤寿男の挑戦を追う。