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「eco×eco」(えこ・ばい・えこ)毎月1回 土曜日夜10:00〜10:55放送

テーマ「栽」10月3日(土)放送


今年の夏は、天候不順で野菜が高騰。そんな中、着実に売り上げを伸ばしているのが有機野菜。しかし、農家へ行ってみると「有機野菜は難しい!手がかかりすぎる」。だが、難しいからこそ商機がある!

福井県の美浜町。巨大な建物が…ここ「フェアリーエンジェル」では、蛍光灯のライトの下で野菜が完全無農薬で育てられている。ここで育てているのは、レタス、サンチュ、ミズナなど8種類の葉もの野菜。湿度や温度、光の量、栄養素などすべてコンピューター制御の植物工場だ。種まきから出荷までの期間は露地栽培の約2分の1。年間300万株が出荷できるという。 一方で「特別な施設はいらない」という会社も現れた。使うのは、一枚のフィルム。開発したのは「メビオール」の森有一社長。フィルムの上で植物が根を張り、反対側の水と養分だけを吸収する。フィルムのナノメートル単位(10億分の1メートル)の小さな穴は、病原菌やウイルスを吸収しないという。 これによるトマト栽培では、トマト自身がフィルムからどうにか水と養分を吸い取ろうと「吸収力」を高めるため、「糖分」や「アミノ酸」を大量に作り出す。これが“甘さ”につながるという。トマトの糖度を測ってみると糖度10。通常のトマトが4〜6度で、約2倍の糖度となる。 すでに中東のドバイ近郊では、このシステムを使って試験栽培を開始。日本発「最新技術」の躍進は、始まったばかりだ。

8月。衝撃的な記事が踊った。「クロマグロ 輸出入の全面禁止へ・・・」世界中で漁獲されるクロマグロの約8割が日本で消費され、その多くは輸入品。 もしマグロが禁止になっても、それを“チャンス”とみる会社がある。水産大手「マルハニチロ水産」だ。これまでマグロは「人工のエサ」を一切食べず、「天然のサバ」で育てるしかなかった。マグロ1キロを育てるのに、サバも14キロ必要だという。しかも水産資源が減って、サバ自体がなかなか手に入らない。そこで作り出されたのが「ツナ・フード」。形状は一見、ソーセージ。開発したのは山口県に本社を持つ、食肉加工業「林兼産業」。ここが「ツナ・フード」の製造元だ。ソーセージの中身となるのは、魚粉や魚脂などを混ぜ合わせたもの。これをコラーゲンで作った食用フィルムで包み込む。これによって、生魚のような“舌触り”を実現させた。天然餌の4分の1の量で育てられ、食べ残しが少ないため海を汚しにくく環境にもいい。

不思議な水を開発したのが、岡山理科大学の山本先生。なんと、一つの水槽の中で淡水魚と海水魚が一緒に泳いでいるのだ。「好適環境水」と名付けられた水は養殖に画期的な変化をもたらすという。山本先生は養殖を海と切り離し、どこでも養殖を可能にする「魚工場」の実現を目指す。すでにトラフグやヒラメ、クエなどを育て上げることに成功。少量だが出荷を実現した。山本先生は言う「海の魚を川の水で育てられる。水産資源を守り、食料も安定供給できる」。 日本の技術が、世界の食糧難を救う…そんな日がやってくるのかもしれない。

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